自己肯定感を根本的に高める方法

自己肯定感を根本的に高める方法

自分の存在とは?

みにくいアヒルの子(原作:アンデルセン)の物語を覚えていますか?
わたしはこの話が大好きで、大人になってから読むとなぜか涙が出てきます。
これはアンデルセン自身がモデルだといわれています。

ある日古いお屋敷の中の素で生まれた主人公のアヒルは
一匹だけ青い姿をしていたため、みにくいと言われて親兄弟からいじめられて育ちました。
そして追いやられるように家族のもとを出て旅をして厳しい寒さにも一人で耐え忍びました。

やがて春がきて、水面に映った自分の姿をみて驚きました。

本当の自分を知る

真っ白な姿になっていたのです。
大人になったアヒルは、空を自由に飛べるようになりました。

そして同じような姿をした群れに出会いました。
またいじめられるのではないかと恐がっていたところ、
「はじめまして!君も僕たちの仲間だね」とやさしく迎え入れてくれたのです。

みにくいと言われて育ったアヒルの本当の姿は、実は美しい白鳥だったのです。
寒い冬に耐えて春がきて、やっと本当の仲間に出会えたのです。

自己受容

自分の存在がなんなのか、近しい存在から否定的なことを言われ続けてきたアヒルの子は、
それが本当の自分だと一時は思い込んでしまったかも知れません。
自分で自分を否定することもあったかも知れません。
とても辛かったことでしょう。

しかし本当の自分は、誰かに決められるものでもなく、
自分でその素晴らしさを認めていかないといけません。

世界で最も醜いと言われた女性、テキサス州のリジ―・ベラスケスさん(Lizzie Velasquez)
は、新生児早老症様症候群という難病を抱えています。
Youtubeにご自身の動画がアップされ、笑いものになっていたけど、
その人達に自分の価値を決められるのは絶対に違うと彼女は思ったそうです。

ご自身が、世間の評価に屈せず、ご自身の夢を勝ち取ると決め、
有言実行しているリジーさんは、本当に素晴らしい女性だと私は思います。

彼女はそのように私たちに問いかけてます。
「自分の価値を決めるのは誰?」

日本人の精神性の高さ

日本で生まれ育った私たちは、教育がそうだったのかはわかりませんが、
世界でも自己肯定感が低いというデータがでています。

わたしは自分の人生を振り返ってみて、ひとつ思い当たることといえば、
第二次世界大戦の東京裁判の歴史を学んだことでしょうか。
日本の素晴らしい部分が、それによって強く消されてしまったような、
なにか大きな圧力をそのページに感じてしまいました。

それから大人になるまで、自分の国を愛せなくなってしまったわけですが、
大人になって、いろんな国に旅行するようになって、
外側から日本を見るたびに日本の素晴らしさを実感するようになり、
そこからどんどん日本を好きになり、愛するようになりました。

もしかしたら、同じような方がいるかも知れません。

私たち日本の国は、神話から生まれた故郷、まほろば。
国造りからはじまった神々の子孫なんです。

だから、もとから精神性の高い文化を持っているのです。

その素晴らしいアイデンティティをしっかり持って、
神々の子孫である誇りを取り戻し、
自分を幸せにして生きていってほしいと願っております。

婚活を成功に導くには、この根本的なところの自己肯定感がとても重要です。