結婚相談所は最後の砦?

結婚相談所は最後の砦?

あなたは「結婚相談所」にはどういうイメージをお持ちですか?
昔はお世話焼きのおばさまが「釣書」や「身上書」をもってお互いの男女に身元を確認して、結婚の取りまとめをするというのが一般的な縁談、お見合い結婚だったかと思います。

しかし、現代はそんな面倒なことをするお世話焼きのおばさまも少なくなり、若い男女も恋愛で結婚したいって思っている方が多いのも事実です。「結婚相談所は最後の砦」と思っているかたも少なくないようですが、結婚相談所も「出会いの場」のひとつなんですよー。ここから恋愛結婚が始まるというイメージがもっと広がったらいいなぁと思う今日この頃です。

知人20代女性が婚約者のお母さまより、「身上書」の請求があったという相談がありました。知人女性はとても困惑していましたが、昔は「釣書」は普通に交換されていたものなのですよ~と説明したことがりました。

最近では婚活サイトやアプリなどで手軽に婚活できるようにはなりましたが、ひとりで婚活するのと、プロ(仲人・婚活カウンセラー)と婚活するのでは、安心感も婚活期間も全く異なってくるのではないでしょうか。いいなぁと思う相手がいても急に音信不通になったり、なかなか関係が進まず6年も7年も婚活していたりという話はざらです。
そして疲れ果てて、ようやく私どもの結婚相談室に来られるのです。
考えてみてください。

婚活中の女性にとっては、1年、1か月がどれだけ貴重なものでしょうか。

さらに、結婚相談所では、事前に独身証明書、本人確認書、年収確認書、学歴確認書、全て確認書類を提出いただくことが義務付けられているので、身元もしっかりした会員様とお会いすることができます。昨今、出会い系アプリでは犯罪めいたことに巻き込まれたり、相手が実は妻帯者だったということも耳にします。それに比べても安全に効率的に婚活ができるので、令和の時代だからこそ、結婚相談所はオススメできるのです。

そしてもうひとつ考えていただきたいこと。女性に多いのですが、恋愛の延長に結婚があると思っている。何年も同棲しているから、彼はいずれプロポーズしてくれるだろうとか。
ところが相手は、結婚は全く考えていない人だったりするのです。

まず、恋愛がしたいのか?結婚がしたいのか?目的をしっかり定めて行動することが大切です。

結婚と恋愛の大きな違いは何か?
わたしは、結婚については家同士が絡むことかと思います。
なので、まず会員様には条件を伺います。ご自身はもとより、親御さんの考えや希望条件も含めてヒアリングすることもあります。

どんな人が選ばれるの?
最近、社会との繋がりを重視して生きる女性がほとんどになってきました。仕事で自己実現の喜びを感じられる女性が多くなっているということかも知れません。でもそれだけではなんとなく未完成だから家庭も持ちたいというような方が多いような気がします。
その結果、夫婦が対等に協力できる関係性を重要視するという傾向が強くなったと思います。
男性会員様には、そのあたりが求められているということをわかっていただきたい今日この頃です。「自分は年収1000万以上稼いでいるから専業主婦を求めます」ではなかなか厳しい時代です。
それよりはダブルインカムで、家事を外注するという選択肢のほうが、まだ現実的ではないでしょうか。相手を見極めることも大事ですが、結婚は「相手が自分を選んでくれないと成立しない」です。

私自身も家事を余儀なく、といったら怒られますが、
楽しんでさせていただいています 笑笑

相手に多くを求めるのではなく、「自分は何を提供できるか」「二人でどんな幸せな人生を送っていきたいか」をプレゼンできるぐらいの方が、早く良いご縁をつかめるのではないでしょうか。